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米LED特許保有学者、台湾企業など提訴


ニュース 電子 作成日:2009年3月13日_記事番号:T00014022

米LED特許保有学者、台湾企業など提訴


 発光ダイオード(LED)関連の特許を保有しているロスチャイルド元米コロンビア大教授はこのほど、▽鼎元光電科技(タインテック)▽泰谷光電科技(テクコア)▽奇力光電科技(チーメイ・ライティング・テクノロジー)▽全新光電科技(ビジュアル・フォトニックス・エピタキシー、VPEC)──などを相手取り、米国際貿易委員会(ITC)に特許侵害訴訟を起こした。13日付工商時報が伝えた。

 仮に台湾企業が敗訴した場合、米国での製品販売ができなくなる可能性がある。これについて、鼎元光電の関係者は「状況を把握中でコメントできない」と述べるにとどまった。泰谷光電の広報担当者は「特許侵害はないと確信している。製品の多くは台湾、中国、韓国に出荷しており、影響は小さい」とコメントした。

 業界関係者は「世界のLEDメーカー各社が過去数年、ロスチャイルド氏に提訴されているが、大半は和解を求めている」と指摘した。最近では豊田合成や億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)が同氏と和解している。