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中国・温家宝首相、訪台意欲を表明


ニュース 政治 作成日:2009年3月16日_記事番号:T00014035

中国・温家宝首相、訪台意欲を表明

 
 中国の温家宝首相は13日の記者会見で、「わたしはもう67歳になった。台湾に行けるならば、歩いてが無理ならはってでも行きたい」「台湾は祖国の宝島であり、阿里山や日月潭など各地を訪れて台湾同胞と触れ合いたい」と語り、台湾訪問への強い意欲を示した。14日付聯合報が報じた。

 温首相の発言に対し劉兆玄行政院長は、「大陸(中国)の各クラスの指導者に台湾訪問の意欲があるのであれば喜ばしい。しかし、地位が高くなればなるほど慎重な計画が必要だ」と語った。王郁琦・総統府報道官も「慎重な対応と検討が必要だ」と同様の見解を述べた。

 一方、民進党立法院党団(議員団)は、「『祖国の宝島』という言葉が不愉快な統一戦略であることを浮き彫りにしている。台湾が主権独立国家であることを認めようというのであれば、温首相の訪台を歓迎したい」と、反対姿勢を明確にした。