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中台直航、定期便が6月末にも実現か


ニュース 運輸 作成日:2009年3月16日_記事番号:T00014038

中台直航、定期便が6月末にも実現か

 
 16日付経済日報が伝えたところによると、現在チャーター便形式で運航されている中台直航航空便で台湾側は、早ければ6月末までに定期便格上げの協議を終え、就航させることで計画の策定を終えたもようだ。

 台湾側の交通部民用航空局(民航局)がまとめた定期便計画は、最高で便数の上限なしとしているが、中国側はこれまで乗り換え拠点だった香港やマカオに配慮し、段階的な増便となるもようだ。

 関係者によると、中国側の同意を得た上で、当初は現行チャーター便から50%増の毎週164便、半年~1年後には2倍の216便、2年後には3倍の324便に増便する予定だ。中国での就航都市は現行と変わらず、21カ所となる見込み。

 実現すれば、中国側がチャーター便では認めていなかった旅客機への貨物積載に加え、チケット販売などの中国での営業活動の開放も期待され、中華航空(チャイナエアライン)や長栄航空(エバー航空)など台湾系航空各社にとって商機が拡大する見通しだ。