ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ECFA締結、「一中」条件は反対8割=民進党調査


ニュース その他分野 作成日:2009年3月16日_記事番号:T00014039

ECFA締結、「一中」条件は反対8割=民進党調査

 
 政府が中国との間で締結を目指す両岸経済協力枠組み協議(ECFA)について野党・民進党は13日、「『一つの中国』の原則の下での締結には市民の80.2%が反対している」という独自の世論調査の結果を発表した。「締結前に立法院での討論、および監督が必要」という回答は89.2%に上ったとしている。14日付自由時報が報じた。

 ECFAまたは総合的経済協力協定(CECA)について、「知っている」は44.1%、「知らない」は44.7%でほぼ同率だった。「与党国民党はECFA・CECA推進に当たって、野党と協議を通じて共通認識を得てから中国と交渉を行うべき」という見解は、賛成が78.2%で反対は17.8%だった。

 このほか、「中国とさらに経済協力を進めれば、経済の過度の中国依存を招き台湾の自主性に影響する」は48.8%、「影響しない」は43%となった。「中国との経済協力を進めなければ、台湾は国際経済関係から排除されてしまう」という意見には、「そう思う」が37.6%、「思わない」が56.8%だった。

 アンケートは3月10日と11日、20歳以上の有権者を対象に電話で行われた。サンプル数は不明。