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燦坤3C、通年売上高2割減も


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年3月16日_記事番号:T00014045

燦坤3C、通年売上高2割減も

 
 燦坤実業グループ傘下の家電量販店、燦坤3Cに対し、消費の不振によって今年通年の売上高は前年比約2割減、過去5年で最低の250億台湾元(約710億円)程度にとどまるという予測が証券会社より示されている。同社の1~2月の売上高は前年同期比14%減の55億4,000万元、3月も前年同月比約2割減の17億~18億元の水準が見込まれている。16日付工商時報が報じた。

 同社は店舗網拡大はこれまでどおり進めるとしており、実際にこの2週間に新たに4店を出店、総店舗数は282店となった。しかし、いずれも80坪前後の小型店舗で、過去の100坪の規模からは縮小している。

 一方でコスト削減策として、台北県中和や台北市士林など旗艦店をはじめとした各拠点で賃貸料の3割値引きを求めて所有者と交渉を行っており、合意できなければ他の場所への移転もあり得るとしている。