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サムスンの白物家電、台湾から撤退か


ニュース 家電 作成日:2009年3月16日_記事番号:T00014051

サムスンの白物家電、台湾から撤退か

 
 16日付経済日報によると、台湾サムスン電子が、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電製品市場から撤退するという観測が出ている。

 台湾サムスンの幹部は、台湾の白物家電市場から撤退するとの認識はないと観測を否定した。サムスンは今年、世界的に大規模な組織再編を行い、IT(情報技術)、通信、半導体、家電の4部門を「デジタルマルチメディアおよび通信」と「半導体」の2部門にまとめる計画だ。組織再編に伴い、台湾では一時的に白物家電を取り扱わず、主力の液晶テレビにリソースを集中するが、将来的には白物家電の販売を再開するとしている。

 一方で、燦坤実業グループ傘下の家電量販店、燦坤3Cの販売員は、サムスンが白物家電から撤退するため、売りつくしセールを行っており、今後の入荷の予定もないと話している。他の家電量販店からは、台湾の白物家電市場では日系大手や地場ブランド、LG電子が強く、中高価格帯のサムスンの製品は売れ行きが思わしくなかったとの指摘が出ている。