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作成日：2009年3月16日_記事番号：T00014056
鴻海のノートＰＣ受注、今年ＡＳＵＳから200万台
昨年よりノートパソコン（ノートＰＣ）受託生産に参入した鴻海精密工業は今年、華碩電脳（ＡＳＵＳ）から200万台近くを受注する見込みだ。これにより鴻海は、ＡＳＵＳにとって和碩聯合科技（ペガトロン）に次ぐ第２の生産委託先となる。なお、ＡＳＵＳは今年、ノートＰＣ全体の約３割を外部メーカーに生産委託する方針だ。16日付工商時報が報じた。
鴻海は昨年第４四半期、ＡＳＵＳより15.4インチディスプレイ搭載のノートＰＣを受注しており、第１四半期から出荷が始まっている。鴻海は昨年、ソニー、アップル、デルからも受注に成功しており、今年のノートＰＣ出荷台数は400万台を超える可能性もあるとみられる。他のノートＰＣ受託メーカーにとって大きな脅威となりそうだ。
また鴻海は、ノートＰＣ以外にも、ＡＳＵＳと全地球測位システム（ＧＰＳ）世界最大手のガーミン（台湾国際航電）が戦略提携を結んで設立した「Garmin－ASUS」ブランドの携帯電話も受注を目指しているとされる。
