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第3回中台公式協議、「以遠権も議題に」=海基会秘書長


ニュース 運輸 作成日:2009年3月17日_記事番号:T00014070

第3回中台公式協議、「以遠権も議題に」=海基会秘書長

 
 今年上半期中に開催が見込まれる、馬英九総統就任後第3回目の中台公式協議について、台湾側窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の高孔廉秘書長は16日、中国国際航空台湾事務所の開設パーティーで、中台航空会社のよる以遠権の問題も議題に含まれるとの見方を示した。17日付工商時報が伝えた。

 高秘書長は同会談での議題について、「中台間の直航定期便の就航、直航旅客便への貨物積載などのほか、以遠権についても協議が行われることを望んでいる」と語った。

 高秘書長は「中台旅客チャーター便が昨年7月に運航を開始して以降、搭乗率は80%近くに達しているが、運賃が高すぎるなどで旅客の搭乗意欲に影響を与えている」と指摘し、会談では定期便就航のほか、旅客便を使った貨物輸送で輸送コストを削減することも議題になると説明した。

 以遠権に関しては、中国側に対し、台湾の航空会社が乗り入れ都市から中国国内の別の都市へと運航できるように求めていく方針だ。