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中台直航客船、来月10日にも就航か【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年3月17日_記事番号:T00014071

中台直航客船、来月10日にも就航か【表】

 
 中台間の客船の直航便が、早ければ来月10日にも就航する見通しとなった。華達国際海運(エクスカリバー・インターナショナル・マリン)は、現在台中~澎湖間に就航している定期貨客フェリー、「海洋拉拉号(オーシャン・ララ号)」で、台中~アモイ間のチャーター便4便を交通部台中港務局に申請している。チャーター便の反応がよければ、同区間での定期便就航を目指す考えだ。17日付蘋果日報などが伝えた。
 
 このほか、台湾航業(タイワン・ナビゲーション)は、高雄~澎湖島馬公間を結ぶフェリー「台華輪」で、4月下旬に高雄~澎湖~アモイのチャーター便2便、および5月からの週2便の定期便就航を申請するもようだ。同船舶は、中台間直航海運に必要な国際基準を満たさないため、澎湖経由となる。
 
T000140711

 
 中華民国旅行商業同業公会全国聯合会の許高慶秘書長は、中台間の直航定期客船が就航すれば、中国人観光客の年間目標100万人のうち、20万~30万人による利用が見込めるとし、1人当たり5,000台湾元(約1万4,000円)の運賃とすれば、年間15億元の商機につながると好感している。