ニュース 金融 作成日:2009年3月17日_記事番号:T00014072
域内銀行各行が、自行のクレジットカードが海外で利用される際の、店側が支払う手数料の引き上げを相次いで行っている。17日付工商時報が報じた。
昨年、中国信託商業銀行(CTB)と台新国際商業銀行が取引1回当たりの手数料を2.05%と海外銀行の水準に引き上げたことに続き、このほど元大銀行が4月25日からビザカードとマスターカードの手数料を従来の1.55%から2%に引き上げると発表した。国泰世華銀行も6月より、従来の1.55%から2.05%に引き上げる。また、台北富邦銀行、聯邦銀行、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)の各行も引き上げを検討中としており、早ければ年内にも決定する。
値上げの理由について各行は、不景気でクレジットカード事業のコストが悪化する中での判断だと説明した。
海外でのクレジットカード利用は、台湾元の騰落によって銀行が為替差損を被るケースがあり、このため1~2.2%の手数料が上乗せされている。
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