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作成日：2009年3月17日_記事番号：T00014088
ウィンテックの休止ライン、来月再稼働か
携帯電話用パネル大手の勝華科技（ウィンテック）が、新たな顧客からＴＦＴ液晶パネルを受注し、今年１月から停止していた第３世代生産ライン１本を４月に再稼働するとの観測が出ている。同社は、「第２四半期から出荷が増加する見込みだが、今のところライン再稼働の明確なスケジュールは立っていない」としている。17日付工商時報が報じた。
証券会社によると、ウィンテックでは今年、ＴＦＴパネルによる売上高が25％増加し、さらにタッチパネルによる売上高も前年比50％増加すると予測している。円高の影響で日本の携帯電話向けＴＦＴパネルの発注が台湾メーカーに流れており、同社もその恩恵を受けていることなどが要因だ。
また同社の今月の連結売上高は、前月の18億台湾元（約51億5,000万円）と同水準となり、第１四半期通期では前期比約30％減の約51億元が予測されている。
