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液晶パネル生産額シェア、韓国勢の今年首位が確定か【表】


ニュース 電子 作成日:2009年3月17日_記事番号:T00014092

液晶パネル生産額シェア、韓国勢の今年首位が確定か【表】

 
 韓国の液晶パネルメーカーがウォン安を追い風に世界市場シェアを拡大し続ける一方、台湾メーカーの後退が顕著になっている。今年1月の生産額世界シェアはサムスン電子とLGディスプレイ(LGD)の合計が54.7%だったのに対し、友達光電(AUO)と奇美電子(CMO)の合計は25.1%にとどまっており、今年末までに台湾勢が韓国勢を超えるのは難しい状況だ。 17日付工商時報が報じた。
 
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 市場調査会社、ディスプレイサーチによると、今年1月のパネル生産額はサムスンが約8億3,500万米ドル、LGDが約7億2,700万米ドルで、一方台湾勢は、AUOが約3億9,100万米ドル、奇美電が3億2,600万米ドルとなった。。市場シェアは台湾メーカー全体としても約30%にとどまっている。

 2~3月の生産ライン稼働率を見ても、サムスンの第7および8世代ラインでは約85%、LGDの7世代ラインでも約85%に高まっている一方で、AUOは6世代ラインこそ約90%に回復したものの、7世代ラインは約70%で、他のラインの稼働率も依然低いままだ。