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レックスチップ、エルピーダ子会社に【図】


ニュース 電子 作成日:2009年3月17日_記事番号:T00014094

レックスチップ、エルピーダ子会社に【図】

 
 エルピーダメモリと力晶半導体(PSC)は16日、力晶が両社の合弁DRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の株式7万9,251株をエルピーダに売却する手続きが完了したと発表した。これによりレックスチップに対する持ち株比率はエルピーダが52%、力晶が42.8%となり、レックスチップはエルピーダの連結子会社となった。董事長は依然、力晶の黄崇仁董事長が兼任する。17日付経済日報が報じた。
 
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 レックスチップは全生産を業界最先端の65ナノメートル製造プロセスで行っており、月産能力はウエハー8万枚。

 エルピーダは、政府がDRAM産業再生のプラットフォームと位置付ける台湾記憶体公司(TMC)との技術提携を優先する方針を12日に表明しており、レックスチップの生産能力と技術を掌中に収めたことで、交渉のコマが増えたという見方が業界でなされている。

 この観測に対し譚仲民・力晶副総経理は、「エルピーダがTMCとの協力を求めていることは、力晶とエルピーダが行う『民間版統合計画』に影響しない。両者は別々のことだ」とコメントした。