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国際会計基準、全面導入は12年


ニュース その他分野 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014104

国際会計基準、全面導入は12年


 金融危機で導入が一部先送りされている国際会計基準(IFRS)について、行政院金融監督管理委員会(金管会)は2012年の全面導入を目指す方針を固めた。18日付経済日報が伝えた。

 金管会は「全面導入の時期は委員会での協議を経て、近く正式に発表することになる」との見通しを示した。

 金管会は国際会計基準の採用義務付けが決まった段階で、上場企業、金融機関に優先的な適用を求める方針だ。台湾証券取引所などは17日、上場企業に国際会計基準への移行に向けた準備を早期に進めるよう呼び掛けた。

 国際会計基準の全面導入にはほぼ異議がない状況だが、保険業界は保険契約の公正価値(時価)による評価を求める「保険契約会計第2段階」の導入に依然不安を抱いている。これについて、金管会の劉啓群委員は「国際会計基準委員会でも結論が出ていない」として、現時点でどうなるかは不透明との認識を示した。