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信義計画区D3競争入札、幸福人寿が20億元提示か


ニュース 建設 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014110

信義計画区D3競争入札、幸福人寿が20億元提示か

 
 生命保険会社の幸福人寿保険(シングフォー・ライフ)は、19日に行われる信義計画区D3区画29-7号用地(面積919坪)の競争入札で、20億台湾元(約58億円)を提示するとの観測が出ている。18日付工商時報が報じた。

 行政院金融監督管理委員会(金管会)保険局の呉崇権副局長によると、幸福人寿の応札は、銀行法の規定で不動産投資に制限のあるシティバンクに、落札した用地を売却することで取り決めが成立しているためだとしている。幸福人寿は既にシティバンクから手付金3億元を受け取っており、入札に応じるとみられる国泰人寿保険(キャセイライフ)や新光人寿保険を抑えて落札したいところだ。

 幸福人寿は先日、D3区画29および29-1号用地(合計面積633坪)も落札しているが、これもシティバンクとの取り決めに従ったものとされる。同用地は、隣接する29-2号用地の所有者と共同で、高級住宅用地(計1,313坪)として開発される予定だ。