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国際ラン見本市、今年は受注額5割増【表】


ニュース 農林水産 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014113

国際ラン見本市、今年は受注額5割増【表】

 
 16日に閉幕した台湾国際ラン見本市(台湾国際蘭展)で、内外から獲得した台湾業者の受注額は、前年比5割増、過去最高の36億台湾元(約104億円)に上ったことが明らかになった。18日付経済日報が伝えた。
 
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 ラン栽培・販売の同業者団体、台湾蘭花産銷発展協会の李蒼裕理事長は、「規模では中国業者にかなわないものの、台湾業者は顧客のさまざまなニーズに応じることができ、高品質で納期も安定しているため、バイヤーにとって安心できることが強みだ」と話す。

 また、欧州や日本では花卉(かき)産業全体の消費は落ちているものの、コチョウランは増加傾向にあるという。さらに日本は、これまでコチョウラン全体の3割を台湾から調達していたが、今年はこれを5割に引き上げている。

 見本市の会場となった台湾蘭花生物科技園区のある、台南県の蘇煥智県長は「今後5年で同見本市をさらに成長させ、ランという農作物1品目で年間100億元の受注を獲得することも夢ではない」と期待を語った。