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台湾中油、高雄沖原油ガス田開発を再開


ニュース 石油・化学 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014114

台湾中油、高雄沖原油ガス田開発を再開

 
 台湾中油は、国際原油価格高騰に伴うコスト上昇を理由に昨年2月から中断していた、高雄沖合のF構造原油ガス田開発計画の再開を決定し、今年6~7月に掘削を始める予定だ。中央社が17日報じた。

 同社は同原油ガス田の埋蔵量を約60億立方メートルと見積もっており、2006年から環境アセスメントやパイプラインの敷設経路調査などを行ってきた。

 また、同社が中国海洋石油(CNOOC)と共同探鉱を行う地点に隣接する、F構造南側の深海に石油が埋蔵されている可能性があるため、このほど経済部に面積6万6,000平方メートルの探査を申請した。

 同社の域内外の探鉱事業による利益は昨年、計20億~30億台湾元に上った。今年は探鉱のための予算として49億7,000万元(約143億3,000万円)を計上している。