ニュース 電子 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014116
宏達国際電子(HTC)の周永明執行長(CEO)は17日、第3世代(3G)携帯電話を導入した中国市場で、今年は前年の倍増となる160万台の出荷が見込めるという見方を示した。18日付経済日報などが報じた。
HTCは昨年中国で傘下の多普達通訊(ドゥーポッド)を通じてスマートフォン80万台を売り上げ、同社売上高全体に占める中国市場の割合は5%となったが、今年はさらに大きく拡大しそうだ。同社の現在の市場別売上比率は、▽欧州市場、45%▽北米市場、30%▽アジアとその他の市場、25%──。
中国政府より年初に3G携帯事業免許の交付を受けた同国の通信キャリアのうち、中国電信(チャイナ・テレコム)は今年、CDMA携帯5,000台の調達計画を明らかにしており、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)は米アップルと「iPhone 3G」導入について交渉中だ。最大手の中国移動通信(チャイナ・モバイル)も3G携帯に注力する考えとしている。周執行長は「携帯市場は今年世界的に低迷が予想されるが、中国市場は3%成長する」との見方だ。
周執行長はまた、今年同社は第2四半期に新機種1~2機種をする予定で、グーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載機種は年内に3タイプ以上まで増えると語った。売上高は2けた成長を維持する見通しだ。なお、低価格ノートパソコン(ネットブック)市場への参入計画はないと表明した。
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