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ASUSのIBM特許侵害、米ITCが認定せず


ニュース 電子 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014118

ASUSのIBM特許侵害、米ITCが認定せず

 
 米国際貿易委員会(ITC)は17日までに、IBMが台湾の華碩電脳(ASUS)に特許を侵害されたと訴えていた訴訟で、原告敗訴の判決を言い渡した。18日付経済日報がブルームバーグ電を引用して伝えた。

 IBMは2007年に特許侵害でASUSを提訴し、同社のパソコン、マザーボード、グラフィックカードの米国での販売禁止を求めていた。

 ITCのエセックス裁判官は、IBMが今回争点となった電源供給、冷却システム、クラスタリングに関する特許3件を保有していることを認めた上で、ASUSがIBMの特許を侵害した事実は認められないと判断した。

 IBMは「ASUSは認可なくIBMの技術を使用している」との立場を崩しておらず、ITCに再審を求める考えを示した。

 ASUS幹部は「会社はこれまでも知的財産権を重視してきており、判決を尊重する」とコメントした。