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作成日：2009年3月18日_記事番号：T00014122
ＳＩＳ、損失処理に63億減資を実施
聯華電子（ＵＭＣ）傘下の矽統科技（ＳＩＳ）は17日の董事会で、63億2,700万元（約182億円）の減資を行うことを決定した。昨年、過去最悪の62億9,000万元に上った純損失の処理が目的で、減資後の実収資本額は76億8,600万元となる。18日付経済日報が伝えた。
同社は、今回の減資により現金が減るわけではないため、経営や資金繰りに問題は生じないとしている。
同社は昨年、新たに導入された財務会計準則公報第34号に基づき60億1,300万元の評価損を計上したほか、出資先の株価下落などで赤字が膨らんだ。
証券会社は、同社の株価に対し短期的な影響はあるものの、長期的には１株当たりの純資産と利益を改善できるため、有利となるとしている。
