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LG電子、「台湾調達は今年も拡大」


ニュース 電子 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014123

LG電子、「台湾調達は今年も拡大」

 
 台湾LG電子の白明源(ペク・ミョンウォン)董事長は、昨年15億米ドルに達した同社の台湾調達額を、今年はさらに拡大する考えを表明した。友達光電(AUO)や奇美電子(CMO)などからのパネル調達は、単価の下落により金額ベースでは昨年と同水準の10億米ドル程度となるが枚数は拡大、携帯電話もローエンドモデルを中心に華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)などへの製造委託を拡大する方針だ。18日付工商時報が伝えた。

 同社の台湾調達はパネルが大部分を占めており、昨年はAUOおよび奇美電に対し各5億米ドル分を発注した。今年第1四半期は、AUOから32インチ以上を中心に月間30万~50万枚、奇美電は同社の在庫不足のため同15万枚程度にとどまっているが、今後増加させるとしている。また、中華映管(CPT)からの調達は月間6,000万~7,000万米ドル規模だという。

 さらに白董事長は、台湾で販売される同社の液晶テレビやプラズマテレビ、液晶モニターの組み立ては冠捷科技(TPVテクノロジー)などのメーカーに委託し、100%台湾で行っていると述べ、今年もこれを継続する考えを示した。