ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「Q2受注は予想より良い」=メディアテック蔡董事長


ニュース 電子 作成日:2009年3月18日_記事番号:T00014124

「Q2受注は予想より良い」=メディアテック蔡董事長

 
 IC設計世界3位、聯発科技(メディアテック)の蔡明介董事長は17日、「3月の売り上げが好調で、第1四半期通期でも予想を上回る」と語り、第2四半期についても「オフシーズンながら、現状からみて受注は予想されたほど悪くない」との認識を示した。18日付経済日報は、ハイテク業界の最川上に位置するIC設計業のリーダーの発言だけに指標性が高いと指摘している。

 蔡董事長は、金融危機のショックから、昨年第4四半期以降落ち込んだ需要が、在庫水位低下による補充の動きが見られるなど、第1四半期以降は予想より良い状況が続いていると述べた。同社の3月売上高は前月比16%増の90億台湾元(約260億円)超となる見込みだ。

 また、中国政府の農村への家電普及プロジェクト「家電下郷」効果で、中堅以下の都市で需要が増加していると指摘しながらも、新興市場は変化が激しく下半期の受注状況は見通せないとしており、慎重な経営姿勢を維持すると表明した。