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陳前総統ファミリーの資産管理人、黄芳彦容疑者を指名手配


ニュース 政治 作成日:2009年3月19日_記事番号:T00014132

陳前総統ファミリーの資産管理人、黄芳彦容疑者を指名手配

 
 最高検察署特別偵査組(特捜部)は18日、陳水扁前総統ファミリーの資金洗浄(マネーロンダリング)事件にかかわったとみられ、現在米国に滞在している元新光医院副院長の黄芳彦容疑者を指名手配したと発表した。特捜部の陳雲南主任は、黄容疑者は特捜部による3度の出頭要請に正当な理由なく応じなかったため指名手配を決めたとしている。指名手配の時効は2034年1月22日。19日付中国時報などが報じた。
 
 長年、陳ファミリーの資産管理を担当してきた黄容疑者は、陳前総統夫人の呉淑珍被告から約1億台湾元(約2億8,000万円)相当の宝飾品などを預かっていたほか、陳ファミリーのマネーロンダリング事件にかかわったとして、3月3日に容疑者に認定されていた。
 
 観測によると、今年2月、マネーロンダリング事件の容疑者として取り調べを受けたある金融持ち株会社の董事長が特捜部に対し、「呉被告のために保管していた2億2,000万元の資産を海外の口座に移すよう、黄容疑者から指示された」と証言したとされる。