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中科・彰化二林基地、管理事務所で開所式【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年3月19日_記事番号:T00014137

中科・彰化二林基地、管理事務所で開所式【表】

 
 友達光電(AUO)が第10、11世代工場の建設を計画し、台湾最大のパネル産業クラスターとして発展が期待される、中部科学園区(中科)第4期基地(彰化県二林鎮)で18日、管理事務所の開所式が行われ、開発が正式にスタートした。同園区には今後4年間で、政府、民間企業合わせて1兆2,000億台湾元(約3兆4,500億円)以上の投資が予定され、将来は進出企業による年間売上高が計9,200億元に上り、就業機会2万6,000件が創出されると見込まれている。19日付工商時報が報じた。
 
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 中科第4期基地は、昨年8月に彰化二林での開発が決定したが、その後世界金融危機が発生して域内ハイテク産業が深刻なダメージを受ける中、開発計画が予定通りに進まないのではないかとの懸念が各方面から出ていた。

 同園区開発を管轄する行政院国家科学委員会(国科会)は、今回の事務所開設でこうした懸念を払拭(ふっしょく)したい考えとみられ、開所式に出席した卓伯源彰化県長も、「スケジュール通り、7月末までには必ず着工できる」と強調した。