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作成日：2009年3月19日_記事番号：T00014138
台北松山〜上海虹橋便、「来年にも実現」＝馬総統
馬英九総統は18日、台北・松山、東京・羽田、ソウル金浦、上海・虹橋の各空港を直航便で結ぶ「北アジア黄金航線」の実現という選挙公約について、「来年（2010年）松山～羽田間直航を就航させた後、松山～虹橋間についても実現に移す」と表明した。19日付工商時報が報じた。
馬総統はまた、「松山～虹橋直航の実現は、台湾のハイテクメーカーが多く進出する蘇州昆山との物流にかかる時間を短縮することが可能で、指標的な意義がある」と強調した。
現在、中台直航チャーター便では松山～上海浦東国際空港が就航しているが、虹橋での発着が実現すれば、片道１時間以上、蘇州昆山へは２時間以上の短縮が可能とみられる。特に松山空港に近い内湖科学園区に進出する企業は、大きな恩恵を受けそうだ。
