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作成日：2009年3月19日_記事番号：T00014149
統一集団、中国・匯源の買収機会が到来
中国商務省が18日、同国飲料大手の中国匯源果汁集団に対する米コカ・コーラの買収提案を却下したことで、統一集団に買収のチャンスがめぐってきた。
19日付経済日報によると、コカ・コーラによる買収が不調に終わったことについて、統一中国控股の広報担当者はコメントを拒否している。ただ、統一集団の羅智先総経理は先ごろ、「（純資産の）40％までとなっている対中投資制限の制約を受けなければ、匯源は非常に魅力的な投資目標だ」と述べており、高い関心を持っているとみられる。
統一集団はコカ・コーラに先立つ2005年、匯源に3,030万米ドル、５％の出資を検討したが、対中投資制限の制約を受け取りやめた経緯がある。中台関係の改善に伴い、対中投資制限には緩和の機運が高まっており、統一集団にとっては、匯源への出資に踏み切るチャンスが再び到来した格好だ。
