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東陽集団、南京にAM生産基地


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年3月19日_記事番号:T00014151

東陽集団、南京にAM生産基地

  
 先ごろ中国でのオートアフターマーケット(AM)市場に積極的に参入する姿勢を表明した自動車部品大手、東陽集団の呉永祥副総裁は18日、南京に設けるAM製品専門の生産基地は、今年6月に着工し、来年2月完成、4月の量産開始を予定していると明らかにした。投資額は900万米ドル。19日付工商時報が伝えた。

 同基地では段階的に生産品目を増やす予定だ。初期はプラスチック製バンパーを月産3万個、ラジエーターグリル同1万7,000個で操業し、次段階で板金製品を導入する。

 工場完成までは、同社の福州東陽工場や南京開陽工場などに製品の製造を委託するとしている。

 同社は1990年代半ばから中国に工場を設置し、中国の東風汽車と日産ディーゼル工業の合弁、東風日産ディーゼルなどに製品を供給している。今年は中国当局の農村への自動車普及プロジェクト「汽車下郷」を追い風に、中国事業の損益均衡達成を目指す。