ニュース 電子 作成日:2009年3月19日_記事番号:T00014153
日中台およびシンガポールの通信業者が、東南アジア・西太平洋地域を結ぶ光海底ケーブルAPCN(アジア太平洋ケーブルネットワーク)3を共同で敷設する。日本のKDDI、中国の中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)、台湾の中華電信、シンガポールはシンガポール・テレコム(シングテル)かスターハブのどちらかが参加する。19日付工商時報が伝えた。
APCN3の建設は、現行の東南アジア・西太平洋地域を結ぶ光海底ケーブルAPCN2が、間もなく満杯になるのを受けたもの。日本から台湾、香港、シンガポールを結ぶ 全長1万1,000キロメートルの環状ケーブルで、ベトナムやタイなどにも接続する。投資総額は約5億米ドル。下半期にも設備業者の入札を行い、2013年に完成する予定だ。
中華電信は18日、来月にも各国の通信業者と協力覚書を締結することを明らかにした。同社は董事会の承認を待って初期段階で20億~30億台湾元(約57億~86億円)を出資するとしている。
中華電信によると、中央研究院から台湾~欧米間の大容量ブロードバンド回線の要求を受けているほか、各企業から世界の拠点を結ぶテレビ会議用に回線容量40MBps以上のブロードバンドの需要があるという。
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