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中華電信がソネットに30%出資、デジタルコンテンツで業務提携も


ニュース 電子 作成日:2009年3月19日_記事番号:T00014156

中華電信がソネットに30%出資、デジタルコンテンツで業務提携も

 
 中華電信は18日、ソニー傘下でインターネットサービスプロバイダー事業を展開するソネットエンタテインメント(So-net)の台湾現地法人、台湾碩網網路娯楽(ソネットエンタテインメント台湾)に6,000万台湾元(約1億7,300万円)を投じて株式30%を取得すると発表した。中華電信の張暁東総経理は、「双方はまずデジタルコンテンツおよび付加価値サービス分野での業務提携を考えており、ソニーの持つ動画、音楽、ゲームなどのコンテンツを導入する」と方針を語った。19日付経済日報が報じた。

 張総経理はさらに、「将来的にはソニーの液晶テレビ、『ブラビア(BRAVIA)』に中華電信のマルチメディア・オン・デマンド(MOD)サービスの高画質コンテンツを組み合わせて販売することも考えている」と語った。

 ソネット台湾は、現在域内で唯一の独立インターネットプロバイダーで、ユーザー数17万件を擁し、台湾での市場シェアは4位だ。1位の中華電信(シェア87%)とソネットを合わせるとシェアは90%を超え、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、台湾大哥大(タイワン・モバイル)などその他の業者がさらに不利な状況に追い込まれることになる。

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