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中央銀行、資金供給に慎重姿勢


ニュース 金融 作成日:2009年3月20日_記事番号:T00014175

中央銀行、資金供給に慎重姿勢

 
 中央銀行幹部は19日、「市場に資金は不足していない」と指摘し、長期国債買い取りに踏み切った米国式の量的緩和政策には追随しない考えを示した。20日付経済日報が伝えた。

 中銀は26日に理事会を開き、金利政策を協議するが、株価と台湾元が反発していることから、利下げが見送られるとの観測が高まっている。市場関係者は公定歩合が既に1.25%という低水準である上、金融システムに資金があふれており、中銀は政策カードを残すため、金利を据え置くとの見方を示した。彭淮南中銀総裁はこれまで「台湾はゼロ金利政策を取らない」と繰り返し言明している。