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優遇住宅ローン、2千億元を追加


ニュース 金融 作成日:2009年3月20日_記事番号:T00014176

優遇住宅ローン、2千億元を追加

 
 行政院は19日までに、昨年9月に導入した2,000億台湾元(約5,700億円)規模の優遇住宅ローンについて、融資枠が不足する見通しとなったため、今年6月以降に2,000億元の追加融資枠を設ける方針を固めた。20日付中国時報が伝えた。

 優遇不動産ローンの申請額はこれまでに1,700億元を超え、残る300億元の融資枠も5月末には使い切る見通しとなっている。このため、邱正雄・行政院副院長は19日夜、中央銀行、行政院金融監督管理委員会(金管会)、行政院経済建設委員会(経建会)の担当者と会合を持ち、追加融資枠の決定を内定した。

 同日の会合では、不動産景気が冷え込んでいるにもかかわらず、政策的に住宅ローンが抑制されているため、この機会に住宅を購入しようとする人も多いとして、優遇住宅ローンには景気対策効果が依然あるとの認識が示された。