ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

カードローン金利上限、12.5%に引き下げへ【表】


ニュース 金融 作成日:2009年3月20日_記事番号:T00014177

カードローン金利上限、12.5%に引き下げへ【表】

 
 立法院司法委員会は19日、民法改正案の審議を行い、カードローン金利の上限を現行の20%から12.5%に引き下げることを申し合わせた。しかし、金融当局は信用度が低い個人への融資が困難になるとして、反対姿勢を示している。20日付工商時報が伝えた。
 
T000141771

 
 金管会の呉当傑副主任委員は中華民国銀行公会の資料を基に、カードローン金利を15%以下に引き下げた場合、6,000億台湾元(約1兆7,000億円)の資金が融資不能に陥り、市民が地下金融に走る結果を招くと反対姿勢を示した。しかし、司法委は直接本会議での採決にかける方針を決めた。

 カードローンの金利上限が12.5%まで引き下げられた場合、銀行業界では利ざや縮小に耐えられず、クレジットカード、キャッシングカードの業務を縮小する動きも出てきそうだ。