ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

両岸コーヒーが台湾出店へ、Uターン上場も


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年3月20日_記事番号:T00014180

両岸コーヒーが台湾出店へ、Uターン上場も

 
 中国で400店をチェーン展開する台湾系の「両岸コーヒー」は、年内に台湾での出店を計画している。さらに5年以内に、オフィスエリアを中心に大型の洋食レストラン30店を展開する考えだ。2011年に上海で上場後、台湾で上場する可能性もあるという。20日付蘋果日報が伝えた。

 両岸コーヒーは、昨年から台北101ビルへの出店準備を進めていたが、賃料などの折り合いがつかず、計画が延期となっていた。楊欲奇同社副総経理は、「101ビルへの出店を優先的に考えているが、東区商圏エリアや信義計画区なども選択肢だ」としている。

 同社の昨年売上高は約120億台湾元(約335億円)だった。今年は中国で、フランチャイズ60店を含む80店を新規出店し、10%の増収を狙う。現在杭州本部にあるセントラルキッチンやトレーニング教室、コーヒー豆工場、物流システムを、2年以内に重慶市や湖北省武漢、天津市などにも設置する計画で、10年以内には中国で5,000店まで拡大したい考えだ。