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鉄鋼・金属
作成日：2009年3月20日_記事番号：T00014185
中鋼の自動車部品専用鋼材、量産を開始
中国鋼鉄（ＣＳＣ）はこのほど、顧客の要求に応じ、主に欧米市場向けの変速機用歯車に使われる自動車部品専用鋼材の新製品を開発、第１四半期から受注と量産を始めていることを明らかにした。初期段階では単期で2,000～3,000トンを生産する計画で、年間１億6,000万～２億4,000万台湾元（約４億6,000万～６億9,000万円）の売り上げを見込んでいる。20日付工商時報が報じた。
精度の高い合金成分のコントロールなどにより高い心部硬度を実現した新製品は、摩擦や疲労に強く、安定した機械性能を提供することが要求される変速機用歯車に適しているという。同社は、域内の自動車部品メーカーの国際競争力強化にもつながればと期待を寄せている。
