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ソニーとエリクソンが提携解消か、域内携帯受託メーカーに打撃も


ニュース 電子 作成日:2009年3月20日_記事番号:T00014188

ソニーとエリクソンが提携解消か、域内携帯受託メーカーに打撃も

 
 ソニーとスウェーデンのエリクソンが折半出資する携帯電話メーカー、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズから、エリクソンが資金を引き揚げるとの観測が出ており、仮にソニーの単独経営となればハイエンド機種への集中が進むとみられ、台湾の受託メーカーに打撃が出る恐れがあると予想されている。20日付電子時報が報じた。

 台湾の携帯業者によると、観測が事実となれば、現在提携している携帯端末ODM(相手先ブランドで設計から製造までを担当)メーカー、奇美通訊(CMCS)、華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)などとの関係が危ぶまれる。一方、EMS(電子機器受託生産サービス)、鴻海集団傘下の富士康科技集団(フォックスコン)や、シンガポールのフレクストロニクス・インターナショナルは引き続き、製造を受け持つことになると予想されている。

 ソニー・エリクソンは昨年第3四半期から2四半期連続の赤字となっており、世界シェアも韓LG電子に抜かれた。