経済部投資審議委員会（投審会）が公表した外国人・華僑による台湾投資認可金額は２月、４億8,449万米ドルとなり、前年同月比２億5,585万米ドル増加した。増加幅は111.91％だった。認可件数は156件で、業種別では金融保険業への投資が最多となった。21日付工商時報が報じた。
１～２月の外国人・華僑による台湾投資額は前年同期比17.41％減の６億2,950万米ドルで、依然マイナス成長となったが、１月が前年同月比73％減だったことから、縮小幅は大きく回復したことが見て取れる。なお１～２月の累計投資件数は228件だった。
一方、台湾企業による２月の対外投資申請件数は15件、投資額は１億272万米ドルで、１～２月では前年同期比74.66％減の計１億9,263万米ドルとなった。また、２月の対中投資認可件数は12件で、認可投資額は２億5,085万米ドルとなり、１～２月の合計は前年同期比53.68％減の５億3,372万米ドルだった。
