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中横高速公路が全線開通、台中〜埔里が20分に


ニュース 運輸 作成日:2009年3月23日_記事番号:T00014203

中横高速公路が全線開通、台中〜埔里が20分に

 
 台中県霧峰と南投県埔里を約20分で結ぶ全長37.6キロメートルの高速道路、中横高速公路(国道6号)が21日全線開通した。開通式に出席した馬英九総統は、長期滞在(ロングステイ)など中部観光の利便性向上が期待すると期待感を表明した。22日付中国時報が伝えた。
 
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開通を記念して、高速道路の全区間を使ったマラソン大会が行われ、馬総統も参加した(21日=中央社)
 
 中横高速道路は1980年代に計画され、04年に着工した。総工費は375億台湾元(約1,070億円)に上る。これまで部分的に開通しており、5つのジャンクションのうち、東草屯(南投県草屯鎮)と愛蘭(同県埔里鎮)が完成、旧正(台中県霧峰郷)、国姓(南投県国姓郷)、北山(南投県国姓郷)は現在も建設が続いている。

 交通部国道高速公路局によると、同高速道路は大部分が山間部の渓谷・渓流に沿って建設され、生態系への影響が比較的少ない。そのため、国道新建工程局は国道6号を、景観と機能を兼ね備えた永続性のある第3世代の高速道路と位置付けている。