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保険会社、不動産投資緩和に資本比率条件


ニュース 金融 作成日:2009年3月23日_記事番号:T00014207

保険会社、不動産投資緩和に資本比率条件

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、保険会社が単一の不動産物件に投資する際の上限算定基準を現在の純資産から運用資金に改めることに関連し、新規定の適用対象をリスクベース自己資本比率(RBC)が200%に達している保険会社に限るただし書きを関連規定に設ける方針だ。21日付経済日報が伝えた。

 今回の見直しでは、単一の不動産物件に対する投資上限を保険会社の運用資金の1~3%に改めることが柱で、不動産投資に回せる投資財源が増えるため、不動産市場のてこ入れにつながるとの期待がある。

 保険業界は最近、金管会に対し、投資上限の算定基準を強く働き掛けていた。

 ただ、RBCが200%を下回る保険会社に関しては、従来通りに純資産に基づく投資上限が適用される見通しだ。現行基準では単一不動産への投資上限が純資産の35%までとなっている。