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作成日：2007年7月10日_記事番号：T00001421
華邦電子、ロジックＩＣ需要増見込む
華邦電子（ウィンボンド・エレクトロニクス）は９日、第２四半期業績は予想を下回ったが、第３四半期はロジックＩＣの受注が５～10％増加し、ＤＤＲ２メモリーの市場価格も前四半期を上回るとの見方から、第３四半期の売上高は第２四半期を20％上回るとの認識を示した。１～６月の売上高は前年比約20％増の167億6,500万台湾元だった。10日付工商時報が伝えた。
同社は近年、ロジックＩＣの市場開拓に積極的で、売り上げの３分の１程度を占めるに至った。９日の取締役会では、ロジックＩＣの研究開発を行うイスラエル子会社「ウィンボンド・イスラエル」の資金需要を賄うため、持ち株会社のＷＥＣインベストメント・ホールディングに対する3,900万米ドルの増資を決議した。
