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国際自転車展が閉幕、中国人バイヤーが急増


ニュース その他製造 作成日:2009年3月23日_記事番号:T00014210

国際自転車展が閉幕、中国人バイヤーが急増

 
 17日から台北世界貿易センター南港展覧館(台北市南港区)で開催されたアジア最大の自転車見本市「2009年台北国際自転車展」が20日閉幕した。今年は過去最大規模の762社、2,888ブースの出展となり、海外から買い付けに訪れた販売業者は4,786人と昨年並みだったが、中国からのバイヤーの増加が目立った。21日付工商時報が報じた。

 主催の対外貿易発展協会(TAITRA)によると、今年は海外32カ国・地域から販売業者が買い付けに訪れ、国・地域別でみると、日本、米国、中国、韓国、香港とドイツからの参加が多く、中国以外ではオーストラリアとニュージーランドからも大幅に参加者が増えたという。

 台湾の自転車産業は過去数年来、低価格製品に市場を奪われ苦境に立たされていたが、ここ1、2年で巻き返し、08年の輸出額は前年比3割成長となった。

 また美利達工業(メリダ)の鄭文祥副総理によると、台湾域内市場でも、自転車ブームが起きた08年は販売台数が3倍に増え、注文の勢いは今も衰えていないという。自転車は健康やレクリエーションのための手段として定着し、08年の平均購入単価は8,000元と、従来の2倍になったという。