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医薬品の保険適用額、「ぜいたく病」で323億元


ニュース その他製造 作成日:2009年3月23日_記事番号:T00014211

医薬品の保険適用額、「ぜいたく病」で323億元

 
 中央健康保険局のまとめによると、医薬品に対する健康保険適用額は昨年1年間で1,250億台湾元(約3,550億円)に達し、前年に比べ6.9%増加した。このうち俗に「ぜいたく病」と呼ばれる高血圧、高血糖、高脂血に関する医薬品が323億元を占めた。21日付工商時報が伝えた。

 内訳は高血圧薬が195億元、糖尿病薬が72億元、高脂血薬が56億元などだった。

 医薬品別で適用額が最も多かったのは、8年連続で血圧降下剤のアムロジピン(44億元)だった。同局担当者は「高血圧、高血糖、高脂血に関連する医薬品が適用額上位に入るのは、高齢化を反映したもので、慢性病には継続的な医薬品使用が必要なことが理由だ」と説明した。

 このほか、白血病を治療するチロシンキナーゼ阻害剤のイマチニブも単価が1錠700~800元と高いことから、適用額で7位に入った。