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台湾大哥大、中華電信への相互接続料支払い拒否


ニュース 電子 作成日:2009年3月23日_記事番号:T00014216

台湾大哥大、中華電信への相互接続料支払い拒否

 
 携帯電話キャリアの台湾大哥大(タイワン・モバイル)は22日までに、中華電信に対するインターネットの相互接続費用の支払いを拒否することを決めた。23日付経済日報が伝えた。

 台湾大哥大は通信業者間のインターネット相互接続は無料とすべきだとの立場で、外資系ケーブルテレビ業者もそれに同調している。台湾大哥大傘下の台湾固網(TFN)は既に月1,700万台湾元、年間2億元(5億7,000万円)の接続料支払いを拒否したという。

 中華電信は「インターネット接続業者各社は元来費用を支払うべきであり、台湾の接続業者が米国と接続する際に、米国企業に費用を支払うとの同様だ」と反論した。同社としても年間200億元に達する接続料収入が得られなくなる可能性があるだけに譲れない問題だ。

 中華電信は接続中断や通信容量の削減などで対抗する可能性があり、中華電信以外のネットユーザーには今後、接続速度の低下など影響が及ぶ可能性がある。