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台プラ、南亜科・イノテラに100億元投入か


ニュース 電子 作成日:2009年3月23日_記事番号:T00014220

台プラ、南亜科・イノテラに100億元投入か

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が、資金繰りに苦しむ傘下のDRAM大手、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)に対し、100億台湾元(約284億円)の投入を決定したとの観測が出ている。23日付電子時報が報じた。

 政府がDRAM産業再生を目指して設立を主導する、台湾記憶体公司(TMC)の宣明智招集人が「TMCは統合や個別企業の救済が目的ではない」と発言したことを受け、台プラグループは当初期待していた政府からの資金援助をあきらめ、自助努力に生き残りをかける決意を固めたようだ。

 業界関係者によると、台プラが投入する100億元は、主に債務償還、および提携パートナー、米マイクロン・テクノロジーの68ナノ、50ナノスタック型製造プロセスの導入などに必要な設備機器購入に充てられるという。