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作成日：2009年3月24日_記事番号：T00014227
「中華台北」によるＷＨＡ参加、中国が支持
世界保健機関（ＷＨＯ）の世界保健総会（ＷＨＡ）への台湾のオブザーバー参加問題について、中国はこのほど「中華台北」の名称による参加を支持すると台湾・国家安全局との対話ルートを通じて表明した。台湾政府は、ＷＨＡ参加は各国の提案による承認が望ましいという立場で、来月にも中国と正式な協議を行うという。24日付中国時報が報じた。
これに関して政府上層部は、「主権の矮小化と見なされる恐れがあるため、大陸（中国）単独による参加要請は受けない」としている。
ＷＨＡに派遣する代表者の人選については、葉金川行政院長衛生署長は閣僚に当たるため中国が受け入れない恐れもあり、その場合、公職に就いていない社会的地位の高い人物を選ぶ可能性もあるとしている。
