ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

遠東航空再建、前民航局長が指揮へ


ニュース 運輸 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014232

遠東航空再建、前民航局長が指揮へ

 
 遠東航空の黄剣輝董事長は23日、債権銀行などの了解が得られたことを受け、裁判所に再建計画を提出する方針を明らかにした。24日付工商時報が伝えた。

 同社はシンガポールの投資会社から多額の投資を受ける方向で交渉を進めており、交通部民用航空局の張国政前局長を更生管財人として推薦した。同社に投資するのは、シンガポール政府系投資会社のテマセク・ホールディングスとみられる。

 同社は再建計画が裁判所に認められるのを待って、30億台湾元(約86億円)の増資を行い、台湾域内路線と中台路線の運航から再開を見込んでいる。

 更生管財人として名指しされた張氏は、公務員の天下り防止条項があるため、通常は航空会社でのポストには就任できないが、管財人に就任できるかについては、裁判所の判断を仰ぎたいと話している。