中央社電によると、28日から開幕する台湾のプロ野球がスポーツくじの対象に含まれることになった。行政院体育委員会、中華職棒聯盟（ＣＰＢＬ）、台北富邦銀行が23日、共同で発表した。
スポーツくじの導入には、違法賭博に歯止めをかけることへの期待もかけられている（23日＝中央社）
台湾プロ野球を対象とするスポーツくじはシーズン開幕と同時に発売される。くじの種類は、▽固定オッズ制で試合の総得点が所定点数を上回るかどうかに投票する「大小」▽固定オッズ制でチームの所定のハンディキャップを加味して勝敗を予測する「譲分」など従来の方式に加え、正確なスコアを当てて、賞金を均等配分する「正確比分」が新たに導入される。
台北富邦銀行は、毎日の投票総額は1,000万台湾元（約2,900）に上ると予想している。
戴遐齡・体育委主任委員は「台湾プロ野球は今年20周年を迎え、スポーツくじの対象にプロ野球が含まれたことは歴史的な出来事だ」と指摘した。
