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中部大地震で倒壊の東星大楼、8月にようやく再建完了へ


ニュース 建設 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014237

中部大地震で倒壊の東星大楼、8月にようやく再建完了へ

 
 1999年9月21日に起きた台湾中部大地震で倒壊し、いまだに再建工事が終わっていなかった台北市松山区八徳路の東星大楼について、元入居者から成る再建委員会は22日、完了していない工事および水道・電気開通の施工を今年8月末までに終えることで恒合営造と契約することを決議した。中央社が23日報じた。
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ようやく再建が実現することとなった東星大楼。同ビルの倒壊では日本人を含む73人が亡くなった(23日=中央社)
 
 台北市都市発展局によると、同ビルの再建は、03年12月に正良泰営造が建設工事を落札し04年4月に着工したが、同社が06年10月に不渡りを出したため工事がストップした。その後、08年9月の竣工予定で豊椿営造が工事を引き継いだが、期日になっても完了せず、再建委員会は昨年10月同社との契約を打ち切っていた。

 今回の契約で、倒壊後10年近く待たされた再建がようやく実現しそうだ。