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台湾ガラスの桃園工場、生産能力拡充を決定


ニュース その他製造 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014238

台湾ガラスの桃園工場、生産能力拡充を決定

 
 台湾最大のガラスメーカー、台湾玻璃工業(台湾ガラス)は23日の董事会で、プリント基板(PCB)材料のグラスファイバーを主に生産する桃園工場TT-1溶炉の拡張計画を決定した。2010年12月に量産を開始する予定で、桃園工場全体の年産能力を現在の3万6,000トンから6万トンへ引き上げる。24日付工商時報が報じた。

 昨年下半期から、世界的な景気低迷によるコンシューマ向け電子製品販売の落ち込みで、PCBなど部品の需要が低迷し、同社も一部の溶炉で稼働を停止していた。今年に入ってPCBや液晶パネルなど電子部品業界で緊急受注がみられ、台湾ガラスの2月の売上高も前月比26.9%増の8億1,700万台湾元(約23億5,000万円)と回復している。