ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾ビールの中国発売、福建・広東で先行


ニュース 食品 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014243

台湾ビールの中国発売、福建・広東で先行

 
 台湾ビール製造・販売する、台湾エン酒(TTL、エンはくさかんむりに於)は、今年5月6日スタートが予定されている見通しの台湾ビールの中国における販売で、台湾と味の好みの近い福建省と広東省を先行させる。缶のデザインは同じだが、字体は中国で一般に使用されている簡体字表記となる。24日付工商時報が伝えた。

 韋伯韜TTL董事長によると、台湾ビールは2月6日から3カ月間の商標登録公告機関に、異議申し立てがなければ、5月6日から正式に販売を開始する。今年は同ビール販売量全体の10%、30億台湾元(約87億円)の売り上げを目指す。

 徐安旋同社総経理によると、中国では当初は、福建省と広東省で台湾からの輸入品を販売する。以後、中期的に華南・華中・華北のエリアごとに風味を合わせるなど研究開発(R&D)を進め、長期的には現地メーカーへの製造委託や、戦略提携による合弁工場設置も視野に入れている。

 同社はまた、中国でコーリャン酒「玉山高粱」の商標登録も進めている。