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エピスター、最大200億元の増資決議


ニュース 電子 作成日:2009年3月24日_記事番号:T00014245

エピスター、最大200億元の増資決議

 
 発光ダイオード(LED)大手の晶元光電(エピスター)は23日の董事会で、最大200億台湾元(約576億円)規模の増資実施を決議した。24日付工商時報が伝えた。

 同社の張世賢副総経理は、資金調達の目的について、「単純に未来へ向けた準備だ」と述べ、具体的な用途を明らかにしていない。

 同社は現在40億元を超える手持ち現金を保有しており、単純な生産規模拡大ならば、十分な投資財源を確保している。このため市場関係者は、同社が内外から戦略的投資者を迎え入れるのではないかとみている。また、同社がエピタキシャル結晶工場の買収を計画しているとの見方もある。

 今回の増資は最大5億株の割当増資で、新株発行価格は30.18元を下回らない価格に設定される。割当増資では最大で150億9,000万元を調達する。これに海外預託証券(GDR)部分を加えると増資は最大6億株に達する。新株の発行規模を6億株とした場合、同社の資本金は63億元から123億元へと倍増することになる。